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「英会話習得」と「感性」(sensibility)の関係

今回は、「英会話習得」と「感性」(sensibility)の関係をお話ししたいと思います。私たち人間は、毎日の生活において、様々な経験をします。仕事・プライベートに関わらず、人間は毎日、ありとあらゆる生活シーンにおいて実にたくさんの出来事に遭遇します。

毎日、たくさんの出来事に遭遇しても、(1)「それをどう感じるか」、さらには、(2)「それをどう捉えるか」という問題は、人によって相当の違いがあります。

例えば、どこかの場所で、自分の成長になるいい話を聞いたとしても、それについて、どう感じ、どう捉えるかということは、その本人が備える「感性」(sensibility)によってかなり違ってきます。

デリケートな感性の持ち主は、毎日、自分自身の経験を通して、「自分磨き」のために、上手にそれを摂取することに努めることが多いでしょう。

一方、鈍い感性の持ち主は、自分の目の前にどんなに価値のある存在物・考え方あっても、それに注意を向けることなく、それを等閑にする傾向が強いものです。概して、自己実現できる人・できない人の差というものは、このあたりから生じるものだと思います。

英語の学習においても、同じことが言えます。例えば、感性の鋭い人は、英語を聴いていて、(1)「この単語は実際の会話において役に立つ表現だな!」とか、(2)「今、耳にしたこの言葉には、かなり深い意味があるな!」とすぐに感じ取るものです。大抵の場合、このような感性の鋭い英語学習者は、「自分が接した英語を自分のものにするコツを知っている人」でもあります。

「感性」は、音楽や絵画、あるいは文学作品など、芸術作品を鑑賞する上において「極めて活用度の高い『道具』(tool)」であるといえます。この話の流れにおいて一つ明確なことは、「英語学習者にとって、芸術作品に触れることは、英語の一語一語における意味・ニュアンスをより深く捉える上で非常に役に立つ」ということです。