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“I never think that communication is a piece of cake.”

言葉は、言うなれば、”生もの”です。同じ言葉でも、無表情、しかも無愛想に喋ってしまうと、発する言葉も、味気ないものとなってしまいます。

一方、喋る本人がとてもいい顔の表情で、元気よく意気揚々と喋ると、発する言葉が生き生きとし、聞き手に対しても、より鮮明に「自分の心」を伝えることができます。

このことは、母国語である日本語で考えてみるとわかりやすいと思います。皆さんの日々のコミュニケーションにおいて、「この人、笑顔が素敵で、一緒にいてとても楽しい!」と感じる人がいるでしょう。想像するに、皆さんがそのように感じる人が発する日本語は、(1)「実に意気揚々とした日本語」、(2)「好感の持てる日本語」であるに違いありません。

私は、受講生に英会話を教えるとき、いつもこのことを念頭においてレッスンを行っています。英語は、国際社会においてより良いコミュニケーションを図るための”道具”です。私たちがその”道具”を使うとき、「相手を思いやる心」「相手を大切にする心」がしっかりとあるならば、発する英語も、実に意気揚々としたものになります。言葉はただ使うだけでなく、その中に「心」を挿入してこそ、そこに価値が生じるのだと思います。

コミュニケーションは、日本語でも英語でも実に難しい代物です。私自身、まさに、”I never think that communication is a piece of cake.”(コミュニケーションは、決して簡単な代物ではない)ということを実感する毎日を送っています。