英会話道場イングリッシュヒルズ 道場で究める「英語道」

“Your presence graces this party very much.”

2013年01月10日 | Sentences |

相手との会話をエレガントにする語の一つにgraceがある。名詞としてのgraceは、「優美、優雅、上品、美点、恩恵、恵み、礼儀」等の意味。また、西洋社会では、ローマ・カトリック教の大司教(archbishop)、あるいは、公爵・公爵夫人などに対して”Your Grace”と呼ぶことが一般的であるが、この時の意味は「閣下(閣下夫人)」という意味を成すものだ。

一方、graceは動詞としても使える。動詞としてのgraceは、「優美にする、優雅にする、美しく飾る」等。例えば、フォーマルなパーティーにおいて、目の前の相手に敬意を払う目的で”Your presence graces this party very much.”と言えば、「あなたの臨席によって、このパーティーが華やかな雰囲気になっている」という意味を成し、また、美術館において鑑賞している絵画を面前として”This fascinating picture graces our feeling unbelievably.”と言えば、「この魅力的な絵画は、実に信じられないほど、私たちの気持ちを優雅にしてくれる」という意味を成す。

エレガントな言葉の使い方を具現するには、「豊かな心」を備えていることが大前提となるが、graceという語は、まさに、「使い手本人の『心の豊かさ』」によって様々な方法で使うことができる「優雅、且つ、贅沢な語」である。



“崇高な理念の具現化”を示唆する一文、“Aim high and you will strike high.”

2012年04月16日 | Sentences |

“Aim high and you will strike high.”を、所謂、「崇高な理念」(a high ideal )として解釈するならば、その意味は、「志を高く持ちなさい。そうすれば、到達する境地もいっそう高くなろう」と解することができる。言うまでもなく、この世の中には実に様々な人間が存在する。様々な人間が存在する中、その人間の様相について“人間群”(the group of human beings classified)として大きく二つに分類するならば、一つは、a「物事をローカル目線でしか見ることができない人間群」、そして、もう一つは、b「地球規模の目線(グローバル目線)で自分の立ち位置を認識し、“地球に存する一存在者”として物事をしっかりと見据えることができる人間群」の二つに分けることが可能である。

“Aim high and you will strike high.”という“一概念”を哲学的に捉えると、そこに、すべての人間に関係のある「文明・文化を超越した共通の“知”(transcendental wisdom)」を見い出すことができる。人間は、概して、1)「思索よりも“利便性”」、そして、2)「手間隙よりも“容易さ”」を重んじる存在者。“人間社会に存する一現象”として、多数派の人々がそうしたステレオタイプな見方・考え方に依存しているという認識の下、今ここで「真に価値のあるものを得るための“実体的過程”(substantial process)」について究明すると、1)「安易な利便性よりも“深い思索”」、2)「簡単に手に入るものよりも、手間隙をかけて手にしたもの(“汗と涙”で手にしたもの)」のほうがより重要であることがわかる。

“Aim high and you will strike high.”、・・・・・aim highに求められる行為、これは、所謂、“世俗的”(earthlyminded)な私利私欲の実現のために行われる行為ではない。これは、世界中の人々に対する深い愛情を基盤として、まさに、「人類愛の実現」(the realization of humanity and philanthropy)を追求するために行われるべき行為である。すべての人間には、“一理性的存在者”としてこのような「崇高な理念」の実現を追及するそのプロセスにおいて、その追求を、「表面的追求」(superficial pursuit)から「実体的追求」(substantial pursuit)へと発展させ、「その実体的追求を具現化する“特権”」(a privilege to embody the substantial pursuit)が賦与されているのだ。